(株)東京カンテイは22日、3月の三大都市圏・主要都市別における「中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。
同社データベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の「売り希望価格」を行政区単位に集計・算出し、70平方メートルに換算したもの。
同月の首都圏中古マンション価格は2,933万円(前年同月比3.5%増、前月比1.1%増)と、3ヵ月連続の上昇となった。
都県別にみると、東京都3,902万円(同4.8%増、同1.2%増)、神奈川県2,477万円(同1.7%増、同▲0.6%)、埼玉県1,814万円(同4.4%増、同0.4%増)、千葉県1,841万円(同2.6%増、同1.2%増)と、前月に引続きすべてのエリアで前年同月比プラスを維持。
主要都市別では、東京23区4,297万円(同5.7%増、同0.9%増)、横浜市2,648万円(同2.0%増、同0.2%増)、千葉市1,704万円(同▲3.7%。同1.1%増)、さいたま市2,112万円(同8.3%増。同▲0.4%)。
近畿圏の中古マンション価格は1,836万円(同1.4%増、0.1%増)と、1月に2.2%上昇してからは上昇傾向が鈍化しつつある。
エリア別では、大阪府1,897万円(同1.9%増、同0.2%増)、兵庫県1,825万円(同2.5%増、同0.2%増)。主要都市圏別では、大阪市2,224万円(同▲1.2%、同1.1%増)、神戸市1,892万円(同3.6%増、同▲0.4%)となった。
中部圏の中古マンション価格は1,549万円(同3.0%増、同1.5%増)。