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「パークシティ柏の葉キャンパス 二番街」マンションパビリオン29日にオープン/三井不レジ

「パークシティ柏の葉キャンパス 二番街」完成予想CG
共用施設「コモン」
2LDK+WIC+納戸+ファミリールームのモデルルーム
2LDK+WTC+ファミリールームのモデルルーム。ファミリールームは、リビング・ダイニングとつながる空間に用意している

 三井不動産レジデンシャル(株)は22日、「パークシティ柏の葉キャンパス 二番街」(千葉県柏市、総戸数880戸)のマンションパビリオンオープンに先立ち、報道関係者向け見学会を開催した。 

 同物件は、つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅徒歩5分に位置。敷地面積約3万1,923平方メートル内に、A棟(136戸)、B棟(135戸)、C棟(232戸)、D棟(232戸)、E棟(30戸)、F棟(115戸)が所在する。
 A・B棟は鉄筋コンクリート造地上14階建て、C・D棟は同地上25階地下1階建て、E・F棟は同地上7階建て。

 太陽光発電やカーシェアリング、エネルギーの「見える化」を導入するなど、環境に配慮。また、国内外のアーティストによるアートワークを各所に設置する。
 共用施設「コモン」は住宅棟と切り離し、敷地中心部に用意。ワークショップルームやパーティラウンジ、コミュニティカフェ、ジム、スタジオ、アネックス、ライブラリ、保育園などさまざまな施設を提供する。NPO法人のサポートによりイベント活動が開催される予定で、入居者のコミュニティ形成を支援していく。

 住戸の間取りは1R~4LDK、専有面積は42.30~142.46平方メートル。公開された住戸は2LDK+WTC+ファミリールーム(専有面積約80平方メートル)と、2LDK+WIC+納戸+ファミリールーム(同約100平方メートル)のプラン。両モデルルームとも、リビングダイニングとつながる空間にファミリールームを設置し、家族の緩やかなつながり演出する。
 また、家庭内の電気・ガス・水道の消費量やCO2排出量を表示する「エコリンコ」を全戸に標準装備した。

 マンションパビリオンオープンは29日、販売開始は5月下旬を予定。販売戸数は未定だが、1期の販売はA・B・F棟の中から売り出される見込み。

 説明会のなかで、同社千葉支店営業室室長の加藤嘉典氏は「同物件はハードの作りこみはもちろん、多彩な共用施設の提供やイベントなどの仕掛けにより、コミュニティ形成支援といったソフトまで手がけたのが特徴。09年秋より同物件についてリリースしているが、すでに2,000件ほど問合せをいただいている。
 平均坪単価は160万円台を想定しており、75~80平方メートルの住戸で3,000万円台後半~4,000万円前後、100平方メートルの住戸で5,000万円台前半となる見込み」と語った。


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