(株)アキュラホームは29日より、埼玉県住宅供給公社と同社をはじめとする民間企業6社が共同で実施する「エコ住まーとプロジェクト」の分譲販売を開始した。
販売開始にあたり、エコに関する新しい住まいのあり方や賢い住まい方への理解と普及を目的としたモデルハウス「エコ住まーとハウス」を建設、28日(水)に竣工式典を行なった。
同プロジェクトは、埼玉県住宅供給公社が保有する「ファミリータウン東大宮」(さいたま市見沼区)の宅地9区画(156.53~168.35平方メートル)を埼玉県民に分譲し、協賛企業として採用された同社を含む民間住宅会社3社が住宅建設を請け負う共同事業。
公社保有地に建設したモデルハウス「エコ住まーとハウス」は、JR宇都宮線「東大宮」駅東口から、国際興業バス「ファミリータウン先回り循環」行きバス約10分、「ファミリータウン西」下車徒歩2分に位置。延床面積120.90平方メートル(1階56.31平方メートル、2階64.59平方メートル)、木造2階建て。
日射熱や自然風を利用する設計手法(環境デザイン)を採用。また、住宅性能表示制度において「耐震等級」をはじめ「耐風等級」、「劣化対策等級」など7項目で最高等級に対応するほか、大型太陽光発電システムと家庭用燃料電池エネファームによるダブル発電で、年間約5.6tのCO2を削減する。
なお式典では、主催者を代表して埼玉県住宅供給公社理事長の水島 茂氏が「地球環境に配慮しながら快適性を損なわず、本当の豊かさを追求する住まいこそが、これからの環境時代に合った“スマート”な暮らし方であると思う。今回のプロジェクトは、この“スマート”をテーマに進めてきた」などとあいさつした。
モデルハウスは、2年間一般公開される予定。同プロジェクトの詳細は、埼玉県住宅供給公社ホームページ(http://www.saijk.or.jp)を参照のこと。