不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

平成21年度の新設住宅着工戸数、77万戸台に/国交省

 国土交通省は30日、平成21年度の建築着工統計調査を発表した。

 同年度の住宅着工戸数は、77万5,277戸(前年度比▲25.4%)の大幅減となった。また、新設住宅着工床面積は6,775万5,000平方メートル(同▲21.5%)と、3年連続で減少した。

 利用関係別では、持家が28万6,993戸(同▲7.6%)で3年連続の減少、貸家は31万1,463戸(同▲30.0%)で2年ぶりの減少、分譲住宅も16万3,590戸(同▲40.0%)と3年連続の減少となった。分譲住宅のうち、マンションは6万7,382戸(同▲59.1%)で2年ぶりの減少。一戸建住宅は9万5,294戸(同▲10.6%)で3年連続の減少だった。

 地域別では、首都圏26万5,921戸(同▲25.9%)、中部圏10万2,279戸(同29.0%)、近畿圏12万601戸(同▲23.1%)、その他地域28万6,476戸(同▲24.4%)と、すべての地域で20%を超える減少となった。


最新刊のお知らせ

2024年6月号

「特定空家」にしないため… ご購読はこちら