(株)タカラレーベンは6日、2010年度から自社施工体制による戸建分譲事業を展開すると発表した。
同社は、すでに戸建分譲事業を手がけてきたが、さらなる価格競争力の向上・収益性の改善を図るため、自社施工の検討および準備を行なってきた。低価格で高品質な住宅を供給することで、同社の販売コンセプトである「誰もが無理なく安心して購入できる理想の住まい」を実現。マンション事業を補完する短期回収事業として拡充を図る。
すでに、自社施工事業の第1弾として、埼玉県比企郡小川町で12棟を着工・販売を開始しているほか、第2弾として茨城県取手市・千葉県山武郡大網白里町でそれぞれ着工・販売を予定している。今期は170棟の引渡しを計画。今後も、市場動向を見ながら徐々に戸数を増やしていく予定。