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主軸の不動産分譲事業振るわず赤字に/グローバル住販10年6月期第3四半期決算

 (株)グローバル住販は7日、2010年6月期第3四半期決算を発表した。

 当期(09年7月1日~10年3月31日)は、連結売上高38億4,700万円(前期比▲65.4%)、営業損失15億2,000万円(前年同期:営業利益2億円)、経常利益2億5,400万円(同:経常損失2億8,400万円)、当期純損失2億1,900万円(同:当期純損失5億1,700万円)となった。

 新築マンション開発事業では、今期引渡予定の物件は、すでに販売が終了し、来期以降の引渡予定物件の販売を実施。戸建事業も、今期引渡予定の物件の開発および販売ともに順調に進捗している。
 また、新築マンション開発用地を積極的に仕入れるため、4月14日に第三者割当増資を行なうことを決議し、同月30日に払込みがされたことから、今後は、さらに新築マンション開発用地の仕入れを行なう予定。

 セグメント別では、不動産分譲事業が、マンション開発事業の自社ブランド「ウィルローズ」シリーズ「ウィルローズ鴻巣」などのほか、リセール事業の「フォーリア日本橋人形町」など計65戸を引渡した。戸建事業は、「入間仏子プロジェクト」など計8物件を引き渡し、その結果、売上高24億6,300万円(前年同期比▲59.4%)、営業損失2,700万円(前年同期:営業利益5,300万円)となった。
 不動産販売代理事業では、自社開発物件および他社開発物件について販売代理を行ない、東京都区部で5物件、東京都市部で2物件、神奈川県下で1物件、埼玉県下で1物件、合計113戸を引き渡した。結果、売上高3億1,100万円(前年同期比▲57.0%)、営業損失4,200万円(前年同期:営業利益5,200万円)を計上した。

 なお、第4四半期連結会計期間において引渡し予定の新築マンション3物件(「ウィルローズ月島」、「ウィルローズ日本橋浜町sui」、「ウィルローズ清瀬」)が、すでに全戸契約が完了し、順調に進捗していることから、通期予想に変更はなし。売上高86億2,200万円、営業利益4億3,700万円、経常利益2億4,900万円、当期純利益1億4,100万円を見込む。


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