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売上高減もコスト削減等により営業利益確保/アパマンショップHD10年9月期第2四半期決算

 (株)アパマンショップホールディングスは10日、2010年9月期第2四半期決算を発表した。

 当期(09年10月1日~10年3月31日)の連結売上高は243億5,300万円(前年同期比▲12.7%)、営業利益は8億1,100万円(前年同期:営業損失2億600万円)、経常利益は4億8,100万円(同:経常損失7,400万円)、当期純利益は3億1,900万円(同:純損失4億6,700円)。
 コスト削減の徹底、市場環境に左右されにくい斡旋事業およびプロパティ・マネジメント事業への経営資源の集中により安定した収益構造の確立、有利子負債削減および資金繰りの確保を進めたことで、売上高は減少したものの利益を確保した。

 斡旋事業において、直営店で展開する賃貸斡旋業務は、1店舗あたりの契約件数、関連サービスが増加し、収益の柱として成長。なお、収益性改善を目的に一部店舗を統廃合したため、期末の直営店の店舗数は61店舗(前年同期比▲4店舗)となった。さらに、不動産オーナーに対し期日管理および現状回復などを受託する準管理物件への取組みを推進し、期末の準管理物件数は4万2,952戸となった。
 また、FCで展開する賃貸斡旋FC業務は、期末の加盟店舗数903店舗(同:増減なし)で展開。
 その結果、売上高は39億4,100万円(同1.5%増)、営業利益は3億9,500万円(同9.8%増)となった。

 プロパティ・マネジメント事業は、期末管理戸数が6万7,249戸(同▲4,612戸)となり、売上高151億1,100万円(同▲8.9%)、営業利益3億800万円(同▲17.6%)となった。

 なお、通期では連結売上高510億円、営業利益11億円、経常利益4億5,000万円、当期純利益2億円を見込んでいる。


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