住友不動産販売(株)は11日、2011年3月期~13年3月期を対象期間とする「第3次中期経営計画」を策定した。
経済情勢の激変等により目標未達成となった「新中期経営計画2010」(08年3月期~10年3月期)を受け、新たな成長路線の確立をめざすもの。顧客第一主義を再徹底、単価に左右されず件数増加による成長を図る。
主力の仲介事業は、リテール部門での既存店舗の充実と新規出店による機動的な店舗戦略と、若手戦力を中心とした生産性向上を図る。
一方、ホールセール部門では、国際営業部、M&A事業部を新設。CRE戦略サポートの推進などで、営業基盤を拡充する。
これらの実施により、11年3月期~13年3月期の連結営業収益合計1,960億円(07年3月期~10年3月期実績合計比10.0%増)、営業利益418億円(同21.0%増)、経常利益415億円(同17.0%増)、当期純利益240億円(同17.0%増)をめざす。