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主力の不動産事業が減収減益、純利益は78%減/テーオーシー10年3月期決算

 (株)テーオーシーは11日、2010年3月期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~10年3月31日)の連結経営成績は、売上高204億9,100万円(前期比0.3%増)、営業利益62億5,400万円(同▲5.4%)、経常利益52億6,200万円(同▲11.5%)、当期純利益6億9,100万円(同▲78.1%)。当期有価証券評価損による特別損失を計上したことで、純利益は前期比約8割減。

 主力の不動産事業は、入居率の低下と、3月19日に開業した複合商業施設「TOCみなとみらい」開業関連費用を計上。展示場・会議室の賃貸でも百貨店催事の縮小等が影響するなどして、売上高154億800万円(同▲0.1%)、営業利益66億800万円(同▲2.9%)となった。

 なお次期については、連結売上高233億円、営業利益70億円、経常利益60億円、当期純利益31億5,000万円を見込んでいる。


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