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新事業領域への進出をめざす/ダイビルが新中期経営計画

 ダイビル(株)は11日、2011年4月を始期とする新中期経営計画「“Daibiru-3D”プロジェクト Phase-II」(10年4月~13年3月)を策定した。

 「ダイビル・ビジネスモデルの積極展開」と「新事業領域への挑戦」を基本戦略に掲げ、具体的なアクションプランを、(1)国内における新規アセット投資、(2)既存アセットのバリューアップ、(3)成長市場への進出、(4)「ダイビルならでは」のサービス追求、(5)環境への取組み、(6)人材の育成・強化、とした。

 (1)においては、安定した収益が見込める東京都心5区を中心とした優良不動産へ、10年間で1,600億円の目標に投資する。また(3)では、アジア成長市場においてダイビル・ビジネスモデルを展開。中長期的に営業収益の1割を海外で生産することを目標に掲げたほか、少子高齢化によって生み出される新たな需要に応えるビジネスの開拓を行なう。
 
 なお、連結営業収益目標は、10年度350億円、11年度370億円、12年度380億円としている。


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