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不動産ソリューション事業の好調で黒字化/日本商業開発2010年3月期決算

 日本商業開発(株)は12日、2010年3月期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~10年3月31日)の連結売上高は79億9,300万円(前期比▲28.6%)、営業利益は6億700万円(前期:営業損失4億900万円)、経常利益は3億3,100万円(同:経常損失6億2,900万円)、当期純利益は2億4,400万円(同:当期純損失9億1,700万円)となった。

 長期安定収入が見込めるサブリース事業と利益率の高い仲介事業およびコンサルティング事業を重点的に捉え積極展開するとともに、不動産ソリューション事業における販売用不動産の早期売却促進を図った。

 主力の不動産ソリューション事業では売上高75億1,955万円(前年同期比▲29.5%)、営業利益9億2,211万円(同496.2%増)を計上。デベロッパー・エージェント事業では売上高3億7,438万円(同▲8.7%)、営業利益8,413万円(同▲23.8%)となった。

 次期については連結売上高58億円、営業利益5億8,000万円、経常利益4億1,000万円、当期純利益3億8,000万円を見込んでいる。


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