(財)東日本不動産流通機構は14日、東日本レインズにおける4月の市場動向を発表した。
首都圏中古マンションの成約件数は2,637件(前年同月比2.6%増)で、2ヵ月ぶりに前年同月を上回った。都県別では、東京都が1,221件(同1.2%増)、埼玉県358件(同10.8%増)、千葉県332件(同▲12.9%)、神奈川県726件(同10.0%増)と、千葉県を除き前年を上回った。
成約単価は1平方メートル当たり39万500円(同5.0%増)で5ヵ月連続で上昇。19ヵ月ぶりに39万円台にのった。都県別では、東京都50万8,700円(同0.7%増)、埼玉県23万8,900円(同▲2.4%)、千葉県24万1,200円(同3.3%増)、神奈川県35万3,600円(同3.1%増)。
また、平均価格は2,536万円(同3.2%増)、平均専有面積は64.93平方メートル(同▲1.8%)。登録件数は、1万1,172件(同0.7%)と、17ヵ月ぶりに前年同月を上回った。
なお、中古戸建ての成約件数は899件(同▲0.6%)で、13ヵ月ぶりに前年同月を下回った。成約平均価格は2,889万円(同▲4.5%)で、3ヵ月ぶりの下落となった。