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4月の首都圏マンション、供給22%増、契約率80%わずかに下回る/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は17日、4月度の首都圏マンション市場動向を発表した。

 同月の新規発売戸数は3,214戸(前年同月比22.6%増)と2ケタ増となった。1戸当たりの価格は4,616万円(同16.8%増)、1平方メートル当たり単価は62万4,000円(同3.3%増)。

 月間契約数は79.9%(同15.2ポイント増)と80%台をわずかに下回ったものの、3月(82.8%)に続く高水準を記録。販売在庫数は5,736戸(前月比▲286戸)と、ついに6,000戸を下回った。

 即日完売物件は「サンクタス西葛西1期1次」(東京都江戸川区、90戸、平均価格5,314万円、平均1倍、最高3倍)など、11物件534戸。超高層物件(20階以上)は18物件・603戸で、契約率は75.5%となった。

 なお、5月の発売戸数は3,900戸前後となる見込み。


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