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新設住宅着工戸数の大幅減少等が影響し、減収減益/エス・バイ・エル10年3月期決算

 エス・バイ・エル(株)は14日、10年3月期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~10年3月31日)の連結売上高は448億5,900万円(前期比▲16.3%)、営業利益8億2,500万円(同▲18.8%)、経常利益3億6,200万円(同▲31.1%)、当期純利益7,100万円(同▲67.3%)。

 住宅事業部門は、受注の拡大と利益の改善に努めたものの、景気低迷からの回復が本格化するに至らず、売上高439億3,300万円(同▲16.2%)、営業利益17億4,500万円(同▲16.1%)と減収減益となった。
 リフォーム事業では、メンテナンス部門との連携強化、新生涯サポートシステムの制度整備、工事種別の利益率管理強化により、売上高56億3,000万円(同0.7%増)を計上した。

 不動産賃貸事業においては、一部賃貸物件の売却と空室率増加により、売上高は5億9,900万円(同▲17.5%)、営業利益は3億100万円(同▲25.4%)。

 なお次期については、連結売上高420億円、営業利益10億円、経常利益7億円、当期純利益2億円を見込んでいる。


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