不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

減収も収益率改善で黒字化/フージャースコーポ10年3月期決算

 (株)フージャースコーポレーションは14日、2010年3月期決算を発表した。

 今期(09年4月1日~10年3月31日)の連結売上高は328億1,700万円(前期比▲32.3%)、営業利益は14億1,000万円(前期:営業損失102億2,300万円)、経常利益は8億5,400万円(同:営業損失118億2,300万円)、当期純利益は12億4,000万円(同:純損失138億6,100万円)。

 主力の不動産分譲事業においては、売上高319億1,039万3,000円(前期比▲33.3%)、営業利益11億6,295万1,000円(前期:営業損失102億6,447万円)となった。
 内訳は、新築マンション等の分譲における不動産売上高として、836戸の引渡しおよびその他不動産の売却などにより売上高297億8,720万6,000円(前期比▲36.5%)を計上、販売手数料収入として、890戸の引渡により、売上高13億3,553万円(同412.0%増)を計上した。また、その他付帯事業における収入として、ローン取扱手数料のほか、たな卸資産の一時賃貸収入などを合わせて、売上高7億8,765万7,000円(同15.9%増)を計上した。

 不動産管理事業においては、売上高8億418万9,000円(同23.0%増)、営業利益1億8,052万円(同97.3%増)をとなった。

 次期は、売上高80億円、営業利益20億円、経常利益15億円、当期純利益14億6,000万円を見込む。


最新刊のお知らせ

2025年7月号

定住・関係人口増加で空き家も活用? ご購読はこちら