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黒住理事長を再任、中期経営計画総括の1年に/管理協が通常総会

「4月より強化している『新モニタリング制度』を活用していきたい」と語る黒住理事長

 (社)高層住宅管理業協会は21日、第一ホテル東京(東京都港区)で第31回通常総会を開催。2009年度事業報告・収支決算、10年度事業計画案・収支予算案などについて承認・可決した。

 10年度は、(1)新モニタリング制度等の実施による法令遵守の徹底、(2)住民の高齢化、建物の経年劣化の“2つの老い”への対応、(3)地域との共生、(4)区分所有管理士等を活用した管理業務品質の維持向上、(5)CO2削減に向けた環境への対応、の5本柱で事業を推進していく。

 総会後の理事会では、黒住昌昭氏((株)大京アステージ取締役会長)を再任。副理事長に、新たに大高 進氏((株)長谷工コミュニティ代表取締役社長)が就任。新納清栄氏(伊藤忠アーバンコミュニティ(株)取締役会長)は、任期満了により退任した。

 理事長に再任された黒住氏は、総会後の懇親会で「マンション管理適正化法施行規則の一部を改正する省令の施行を踏まえ、会員の法令遵守徹底を最重要課題とする。また、3ヵ年中期事業計画仕上げの1年として、引き続き住生活総合サービス業の浸透に注力するとともに、11年からの新展開をめざすための助走期間であることも意識したい」などとあいさつした。


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