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不動産販売事業大きく落ち込み減収減益/森トラストグループ10年3月期決算

 森トラストグループはこのほど、2010年3月期業績報告を発表した。

 当期(09年4月1日~10年3月31日)は、連結売上高1,332億5,900万円(前年同期比▲41.2%)、営業利益250億2,800万円(同▲73.3%)、経常利益205億7,300万円(同▲71.7%)、当期純利益88億9,900万円(同▲74.7%)と大幅な減収減益。

 前期、不動産販売事業の売上を大きく引き上げた保有資産売却という特殊要因がなくなったことが、減収の要因。賃貸関係事業は、森トラスト総合リート投資法人所有ビルの借り上げ終了などにより、売上高は625億4,400万円(同▲8.0%)となった。不動産販売事業は、分譲マンションの販売などで売上高305億7,200万円(同▲74.4%)、ホテル関係事事業は景気低迷の影響を受けたものの、横浜グランドインターコンチネンタルホテルを新たに連結対象としたことで、売上高278億100万円(同26.1%増)となった。

 次期については、連結売上高1,200億円、営業利益160億円、経常利益130億円、当期純利益170億円を予測している。


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