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平成22年度第1回「長期優良住宅先導的モデル事業」76件を決定/国交省

 国土交通省は5日、平成22年度第1回「長期優良住宅先導的モデル事業」の採択を決定した。

 同事業は、「長期優良住宅」の普及啓発に寄与する事業に対し、国が事業の実施に要する費用の一部を補助するもの。「住宅の新築」、「既存住宅等の改修」、「維持管理・流通等のシステムの整備」、「技術の検証」、「情報提供および普及」と、住宅の新築のうち戸建て住宅について、新たに「木造等循環型社会形成部門」「維持管理流通強化部門」「まちなみ・住環境部門」「自由課題部門」の区分を設けた。

 2010年3月5日~4月9日の公募期間中200件の応募があり、うち76件が採択された。

 主なモデル事業は、下記のとおり。

■住宅の新築
<戸建て>
森の循環と共に「暮らし継がれる家」(三井ホーム(株))など、57プロジェクト

<共同>
環境に配慮した長寿命化タワーマンション(川崎市住宅供給公社)など、2プロジェクト

■既存住宅等の改修
既築住宅・住まい価値創造モデル(H22)(積水ハウスリフォーム(株))など14プロジェクト

■維持管理・流通等のシステム整備
「RYO-CHIN(良質賃貸住宅)ネットワークシステム」構築事業(特定非営利活動法人再生職人機構)など4プロジェクト

■情報提供および普及
住宅リノベーションの長期優良ストック化につながる情報流通環境の構築(2C LIFE(株))

 その他詳細は http://www.kenken.go.jp/choukiまで。


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