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たな卸評価損50億円を計上するも、赤字幅は縮小/アルデプロ10年7月期第3四半期決算

 (株)アルデプロは11日、2010年7月期第3四半期決算を発表した。

 当期(09年8月1日~10年4月30日)の連結経営成績は、売上高56億300万円(前年同期比▲28.4%)、営業損失71億9,100万円(前年同期:営業損失93億3,600万円)、経常損失86億5,000万円(同:経常損失103億4,4万円)、当期純損失92億800万円(同:当期純損失170億330万円)となった。

 セグメント別にみると、不動産再活事業において、法人向け中古マンション、土地などの売上は低調に推移した一方、一次取得者向け戸別販売は堅調に推移し、売上高50億1,000万円、営業損失65億7,000万円となった。
 また、その他事業では、08年2月から順次連結子会社を売却してきたことにより売上高5億9,300万円、営業利益1,000万円に減少した。

 なお、同社は事業再生ADR手続きを進めており、たな卸資産の評価見直しを実施。約50億円の評価損を売上原価に計上している。
 
 通期は売上高82億円、営業損失67億円、経常損失83億円、当期純損失87億円を見込む。


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