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低炭素型まちづくりを摂津市と共同プロデュース/JSB

 学生専用マンションの企画開発・仲介・運営管理を展開する(株)ジェイ・エス・ビーは、「持続可能な低炭素型社会の実現」をテーマに大阪府摂津市と共同で開発を進めてきた「南千里丘まちづくりプロジェクト」の核となる施設「摂津市民コミュニティープラザ・保健センター」が7月1日に開設すると発表した。

 「南千里丘まちづくりプロジェクト」は、産・官・民・学合同のまちづくりプロジェクトで、開発面積約6.8haに公共施設・駅・分譲マンション・商業施設などを整備するもの。

 新駅として開業した日本初のカーボン・ニュートラル・ステーション「摂津市」駅のほか、ヒートアイランド現象を抑制する透水性のインターロッキングの駅前広場と街区内道路への敷設、街区内分譲マンションの屋上・壁面緑化、太陽光発電システムおよび「エネルギーモニタリングシステム」の導入など、低炭素型社会の実現をめざす。

 「摂津市民コミュニティープラザ・保健センター」は、保健センターのほか、コンベンションホールや会議・研修室、シルバー人材センター、市民が気軽に集まることができるフリースペースなどがある市民の交流拠点として同社が建設、摂津市が運用する。

 同社では本質的な豊かな生活空間とは、学生マンションなど住まいのみならず、その周辺環境が大切であるとし、「安心・安全・快適・環境・健康・福祉」をキーワードとしたまちづくりを提案していく方針。


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