森ビル(株)は16日、オフィス・住宅・店舗からなる複合ビル「アークヒルズ フロントタワー」(東京都港区)を上棟した。
同ビルは鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、地下1階、地上22階建ての複合用途ビルで、敷地面積2,006.45平方メートル、延床面積2万4,858.49平方メートル。近接する首都高速道路の高さと重なる3~5階に駐車場を配置したフロア構成が特徴。
2・13~21階がオフィス、6~12階が住宅、1階が店舗となる。
総賃貸面積約9,539平方メートルのオフィスは、エントランスの天井高を約9mとるなど、開放感のある空間に。
住宅はコンサルタント、クリエイター、弁護士などをターゲットに専有面積65~200平方メートルの住戸41戸(うち賃貸38戸)を計画した。
また、同ビル屋上にはオフィスワーカーが利用できる生物多様性に配慮した約1,000平方メートルのルーフガーデンを備える。
なお、制振装置を3フロアに集約した日本初の高層ビルとなる予定。
竣工は2011年1月の予定。