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巽 和夫会長が再任/住宅リフォーム推進協議会が総会・懇親会

「当会が10周年を迎えた今、いよいよリフォームの時代が到来した。協会としての役割を追求していきたい」と挨拶する巽会長

 (社)住宅リフォーム推進協議会は17日、「ルポール麹町」(東京都千代田区)にて、一般社団法人となってから2回目の総会・懇親会を開催した。

 総会では、2010年度事業計画・収支予算案などを承認・可決。役員改選は、会長に巽 和夫氏が再任した。

 10年度事業計画は、一部09年度事業内容を継承し、(1)住宅リフォームの実態を把握するための調査研究事業、(2)地域における住宅リフォーム推進体制の整備事業、(3)長期優良住宅事業に関する調査研究と提言事業、(4)情報発信と出版普及事業、(5)住宅リフォームに関する助成制度の普及改善活動などを実施する予定。
 
 懇親会の冒頭、巽会長は「リフォームへの社会的関心は高まっている。リフォーム業界団体の元祖といえる当会として、その役割を絶えず意識し、さまざまな関連業界の団体と連携を組みながら、リフォームを発展させていきたい」と挨拶。
 続いて来賓を代表して壇上に上がった、国土交通省の井上俊之大臣官房審議官は「先般とりまとめられた成長戦略会議の項目でもリフォーム事業を柱と位置づけている。しかし、ユーザーが業者に対する不安を抱いているという話を耳にするのも事実。こういった問題を解消し、リフォーム市場活性化につながる施策を実行していきたい」と述べた。


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