（株）東京カンテイは23日、5月の三大都市圏・主要都市別における「中古マンション 70平方メートル価格月別推移」を発表した。同社データベースに登録された中古マンション（ファミリータイプ）の「売り希望価格」を行政区単位に集計・算出し、70平方メートルに換算したもの。
同月の首都圏中古マンション価格は2,945万円（前年同月比7.1％増、前月比0.7％増）と、4月の前月比下落から一転、再び上昇した。
都県別では、東京都3,909万円（同8.0％増、同0.4％増）、神奈川県2,516万円（同6.2％増、同0.9％増）、埼玉県1,819万円（同4.2％増、同0.2％増）、千葉県1,882万円（同9.5％増、同1.6％増）とすべてのエリアで上昇。主要都市別では、東京23区4,305万円（同7.7％増、同0.6％増）、横浜市2,679万円（同5.2％増、同▲0.1％）、千葉市1,741万円（同8.5％増、同1.9％増）、さいたま市2,103万円（同10.7％増。同0.3％増）と、横浜市を除きすべての都市で前月を上回った。
一方、近畿圏の中古マンション価格は1,836万円（同3.1％増、▲0.3％）とわずかながら下落。エリア別では、大阪府1,895万円（同3.3％増、同▲0.7％）、兵庫県1,825万円（同4.3％増、同0.1％増）。主要都市圏別では、大阪市2,217万円（同2.0％増、同▲0.6％）、神戸市1,863万円（同2.3％増、同▲0.7％）となった。また、中部圏の中古マンション価格は1,544万円（同4.3％増、同▲1.5％）だった。
詳細は、同社ホームページ（http://www.kantei.ne.jp/）を参照。