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賃貸ベランダガーデナーの約2割が「より良いガーデニング環境での居住」を希望/ネクスト調査

 (株)ネクストはこのほど、「2010年度 集合住宅におけるベランダガーデニングの実態調査」の結果を発表した。

 調査時期は6月9日(水)~10日(木)。集合住宅(賃貸・分譲)のベランダでガーデニングをしている20~30歳代の女性を対象に、インターネットを通じて実施したもの。有効回答数は376、うち賃貸186、分譲190。 

 それによると、ガーデニングを始めた時期は、賃貸ベランダガーデナーのうち38.7%が1年以内と回答。2~3年以内に始めたという人(33.9%)を合わせると72.6%となり、7割以上がここ数年で始めている。一方、分譲ベランダガーデーナーは、6年以上前に始めた人が31.0%と、ブーム前から始めている人が多いことがわかった。

 また、ガーデニングを始めた理由は、全体の54.0%が「生活に潤い」を、48.4%が「癒し」を求めたことによるもの。賃貸ベランダガーデナーならではの傾向としては、「収穫したものを食べることに憧れた」(46.2%)や、「節約のため」(19.9%)などが見られ、既婚者ガーデナーは24.5%が、「子どもの食育・教育のため」に始める傾向が見られた。
 
 今後やりたいことについては、48.1%が「育てた野菜・ハーブを使った調理」と回答。また、賃貸ベランダガーデナーのうち20.4%が「今よりも良いガーデニング環境に住むこと」を望んでいることがわかった。


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