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オフィスビル空室率、東京0.20ポイント悪化、大阪7ヵ月ぶりに回復/三鬼商事

 三鬼商事(株)は9日、2010年6月末時点のオフィスビル市況について公表した。

 東京ビジネス地区の平均空室率は9.14%(前月比0.20ポイント悪化)。6月は大型既存ビルに解約予告などが相次ぎ、募集面積が増加したほか、大型新築ビルにおいても募集面積の減少幅がわずかだったことから、都心5区全体で、空室面積が約1万4,000坪増加した。

 大阪ビジネス地区の平均空室率は11.79%(同0.17ポイント回復)。梅田や新大阪地区で大型需要が出てきたため、7ヵ月ぶりに空室率の上昇傾向に歯止めがかかった。


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