国土交通省は10日、2010年5月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は2兆9,306億円(前年同月比▲0.5%)。うち、元請受注高は1兆8,416億円(同0.7%増)、下請受注高は1兆890億円(同▲2.3%)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は4,351億円(同▲9.0%)と6ヵ月連続の減少。民間等からは1兆4,065億円(同4.1%増)と先月の減少から再び増加した。
公共機関からの受注工事(1件500万円以上)は、4,041億円(同▲18.5%)と、6ヵ月連続の減少。うち「国の機関」からは861億円(同 ▲58.1%)、「地方の機関」からは3,180億円(同9.5%増)だった。
また、民間等からの建築工事・建築設備工事の工事(1件5億円以上)受注額は2,014億円(同10.4%増)と、前月の減少から再び増加へと転じた
詳細は、同省ホームページを参照のこと。