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首都圏中古マンション成約件数、前年比2ケタ減/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構は12日、東日本レインズにおける6月の市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は2,396件(前年同月比▲15.3%)と、2ヵ月連続で前年同月を下回り、2ケタ減を記録した。都県別でも、東京都が1,052件(同▲21.8%)と大きく減じたほか、埼玉県346件(同2.7%増)、千葉県340件(同▲12.4%)、神奈川県658件(同▲13.2%)と、埼玉県を除いて2ケタ減となっている。

 成約単価は1平方メートル当たり38万5,100円(同1.4%増)と7ヵ月連続で上昇しているが、前月比では▲0.4%と2ヵ月連続の下落となった。都県別では、東京都51万900円(同▲0.3%)、埼玉県24万5,700円(同2.9%増)、千葉県24万300円(同8.2%増)、神奈川県35万5,600円(同5.5%増)。

 また、平均価格は2,537万円(同2.3%増)、平均専有面積は65.89平方メートル(同0.9%増)。登録件数は、1万1,307件(同6.5%)と、3ヵ月連続で前年同月を上回った。

 なお、中古戸建ての成約件数は900件(同▲8.4%)、成約平均価格は2,946万円(同1.9%増)だった。


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