不動産フランチャイズのイーアールエー・ジャパン（株）（ERA）は14日、「ウィンクあいち」（名古屋市中村区）で「2010年ERA東海全国大会」を開催した。
開会にあたり、同社代表取締役の安藤 進氏は「沖縄大会を予定していた昨年は、インフルエンザの影響で各地区別での開催となった。今年、こうして多くの仲間で集えたことは大変喜ばしい。全国大会は貴重な場。ぜひ互いに成功事例を学び合い、切磋琢磨して、ここでの経験を次の目標につなげていってほしい」と挨拶。
また、国やユーザーから求められるものが刻々と変化している現状に触れながら、売買仲介、賃貸仲介・管理、建築・リフォームそれぞれにおいて付加価値を提供する住生活総合サービス業をめざしてほしいこと、そのためには、スタッフ一人ひとりが国の政策や業界動向、物件・地域情報、顧客ニーズ・評価に対してアンテナを張り、人間力を磨く努力を続けてほしい、などと語った。
なお、査定相談サイトのオープンや、同団体が実施している「ERA営業技能認定資格制度」における最高位称号「マスター・マーケティング・エキスパート」の授与者が初めて誕生したことなどが報告された。
そのほか、合同分科会として、地域密着営業を実践し、多くの集客と高い成果を挙げている加盟店の取組みが紹介されたほか、グランド・チャンピオン、アジア太平洋賞をはじめとした成績優秀者の表彰が行なわれた。
グランド・チャンピオンは2010年3月17～20日にラスベガスで開催されるERA世界大会に、アジア太平洋賞の受賞者は、2011年2月18～19日にシンガポールで開催されるアジア太平洋大会に招待される。
当日は多くの加盟店をはじめ、アジア各国のERA代表が集結し、盛会となった。