ヒューリック(株)は15日、賃貸住宅「ヒューリックレジデンス 西宮北口」(兵庫県西宮市、延床面積2,340.27平方メートル)を竣工した。
同物件は、同社所有建物「西宮荘」(兵庫県西宮市)の建替え事業。同社が保有・展開する「ヒューリックレジデンスシリーズ」としては、関西圏で最初の建物で、竣工後は企業の厚生施設として、一括賃貸する。
メインゲートからエントランス棟に至るアプローチ庇には、透明ガラスと連続的なアルミルーバーを組み合わせたほか、ラウンジには間接照明と割り肌の大理石を使用し、高級感と落着きを演出。
また、共用部分の照明器具すべてにLEDを採用、通常照明に比べ、年間CO2排出量約3.2tを削減するほか、道路際に独立型ソーラーパネルを設置し、道路沿いに設けた7ヵ所の庭園灯に供給する。
なお、建築にあたってはプレキャスト工法を採用することで、工期短縮と産業廃棄物の減少、CO2の発生抑制につなげた。
同社が同工法を採用するのは、これで5棟目。