森ビル(株)は22日、「第4回キッズデザイン賞」(主催:特定非営利法人キッズデザイン協議会、後援:経済産業省)において、「フューチャーアクション部門」および「ユニバーサルセーフティ部門」の2部門で受賞したと発表した。なお、「ユニバーサルセーフティ部門」は、日軽産業(株)、ナブコシステム(株)、ナブテスコ(株)、パナソニック電工(株)との共同受賞となる。
キッズデザイン賞とは、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「創造性と未来を拓くデザイン」「子どもたちを産み育てやすいデザイン」というキッズデザインの理念を実現し、普及するための顕彰制度。
乳幼児用品や玩具などの子ども向けの製品・サービスに限らず、大人向けのものでありながら、子ども目線を持った、良質な商品や施設、プログラム、調査研究活動などを対象として幅広く募集するもので、受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められる。
<フューチャーアクション部門>
「ヒルズ街育プロジェクト」パンフレット
同社が3年にわたり取り組んできた子ども向け体験学習プログラム「ヒルズ街育プロジェクト」を紹介するパンフレットで、幅広いステークホルダーの興味喚起と内容理解を目的とし、各ツアーの説明だけでなく、パンフレットそのものが都市生活について考えるきっかけとなることをめざしたもの。
大人向けページと子供向けページに分け、大人向けには学習内容を具体的に記載し、子供向けには遊び心のあるデザインを採用した。
<ユニバーサルセーフティ部門>
「Passmooth(パスムース)」(軽量な新出入口システム)
高層ビル特有の風が吹き抜ける現象を抑制し、エントランス部の空調効率を向上させる新出入口システム。軽量化した折戸により、素早い開閉と本質的な安全性を両立している。
「上海環球金融中心」(中国・上海)車寄せなど3ヵ所、「六本木ヒルズ森タワー」(東京・港区)の展望台出入口の2ヵ所に設置している。
詳細は、同社ホームページまで。