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首都圏居住用賃貸住宅、成約数2ヵ月連続のマイナス/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社の不動産情報ネットワークにおける、6月の首都圏居住用賃貸市場動向を発表した。

 同月の居住用賃貸物件の登録数は3万5,371件(前年同月比▲14.6%)と3ヵ月連続のマイナスとなった。1戸当たりの登録賃料は、賃貸マンションが首都圏平均で10万1,200円(同▲6.7%)と11ヵ月連続マイナス、賃貸アパートが6万2,000円(同▲1.0%)で2ヵ月連続のマイナスだった。

 一方、居住用賃貸物件の成約数は1万5,214件(同▲6.6%)で、2ヵ月連続のマイナスとなった。エリア別で最も件数の多い東京23区が、シングル向け物件を中心に軟調で6,587件(同▲10.5%)と落ち込んだため。その他エリアは、東京都下1,217件(同▲1.5%)、神奈川県4,935件(同2.4%増)、埼玉県1,349件(同▲13.2%)、千葉県1,126件(同▲16.3%)。唯一増加の神奈川県は、6ヵ月連続プラス。

 また、成約賃料は、賃貸マンションが1平方メートル当たり2万5,800円(同▲2.3%)と7ヵ月連続のマイナス、戸当たりでも9万8,500円(同▲2.6%)と10ヵ月連続マイナス。賃貸アパートは、1平方メートルあたり2万300円(同2.5%増)で9ヵ月ぶりのプラス。戸当たりでは6万4,600円(同0.3%増)と4ヵ月連続のプラスだった。


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