東急不動産(株)は27日、UNEP(ユネップ、United Nations Environment Programme=国連環境計画)の活動を協賛する「特別協賛サポーター」に、不動産業界として初めて選ばれたと発表した。
ユネップとは、1972年の国連人間環境会議で採択された「人間環境宣言」および「環境国際行動計画」を実施に移すため、同年の国連総会会議に基づいて設立された組織。「特別協賛サポーター」とは、ナイロビのUNEP本部に企業・団体の環境への取組みが評価され認められるもの。1998年に不動産業界としていち早く「環境基本理念」「環境ガイドライン」を制定したこと、各事業におけるCO2削減や緑化など持続的な環境対策への取り組みなど、環境問題への積極的な取組みが評価された。
同社は、今回のスポンサー選定について「UNEPの『発展しながら環境を保全していく』、『持続可能な社会を目指して』という理念は、当社が目指す理念でもあり、今後もUNEPと共に世界的な環境問題へ取り組むことの意義を深く理解し、さまざまな活動をサポートしていく」としている。