(株)不動産経済研究所は27日、「全国住宅・マンション供給調査-2011年版」を発表した。(株)市場経済研究所と共同で毎年実施している住宅供給量調査で、今回で11回目。住宅系311社、マンション系138社から回答を得た。
10年度のマンションを除いた住宅供給計画は24万6,218戸となる見込みで、前回調査より0.2%微増した。供給計画戸数トップは、大東建託の5万3,200戸(前年実績比10.2%増)。以下、2位は大和ハウス工業の3万6,900戸(同1.2%増)、3位はレオパレス21で、2万6,000戸(同▲34.9%)と大きく落ち込んだ。上位10社のシェアは77.5%で、前年度に比べて2.1ポイント低下した。
一方、マンションの供給計画は、7万1,524戸(同▲4.3%)。供給計画トップは三井不動産レジデンシャルの5,400戸(同16.1%増)で、2位は住友不動産の4,500戸(同9.4%増)、3位は大京4,300戸(同▲16.0%)と続く。上位10社のシェアは前年度より2.5ポイントアップし、47.1%となった。