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2010年度版「既存住宅・価格査定マニュアル」を発行/近代化センター

 (財)不動産流通近代化センターは、2010年度版の「既存住宅・価格査定マニュアル」を30日に発売する。

 同マニュアルは、1981年の発行以来、数回の改訂を重ねながら宅建業者向けに発刊しているもので、「戸建住宅」「住宅地」「マンション」のマニュアルを一枚のCD-ROMに収めている。

 今回は、「住宅地」「マンション」の改訂で、09年の「戸建住宅」に次いでのもの。「住宅地」は6年ぶり、「マンション」は7年ぶりに改訂となる。なかでも「マンション」は、長期優良住宅や省エネに関連する査定項目の追加や、居室内のリフォーム・維持・管理などの状態に関する評点拡充など、多岐にわたる改訂がなされた。
 そのほか、査定項目、評価点が一覧表になっている出力帳票や顧客向けの価格査定報告書の雛形を用意するなど、資料も充実させた。販売は、大成出版社。販売価格は、CD-ROMとテキストで8,900円(税込み)。

 なお、同センターは、マニュアル発行に併せて、一般消費者向けに価格査定の啓発、周知を行なう「e-ラーニング」コンテンツを同センターホームページ内に、8月初旬オープンする予定。


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