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複数大型プロジェクトの管理を開始、増益達成/東急コミュニティー11年3月期第1四半期決算

 (株)東急コミュニティーは29日、2011年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~6月30日)の連結売上高は257億6,700万円(前年同期比▲1.8%)、営業利益は14億8,300万円(同21.3%増)、経常利益は14億5,600万円(同17.4%増)、当期純利益は8億1,900万円(同17.9%増)。

 管理業では、マンション管理において、指定管理者制度および市街地再開発による高層マンション管理をスタート。ビル管理においては、オフィスビル、商業施設などを中心に新規案件の開拓を推進、また、市街地再開発案件などの大型プロジェクト、PFI事業にも取り組んだ。その結果、売上高175億4,700万円(同▲3.8%)、営業利益15億9,500万円(同23.2%増)を計上。

 賃貸業においては、既存テナントの満足度向上を強化するとともに、戦略的なリーシング活動を展開、稼働率の向上・維持を図った。結果、売上高は44億3,000万円(同2.0%増)、営業利益は4億6,200万円(同12.0%増)となった。

 なお通期については、売上高1,160億円、営業利益74億円、経常利益74億1,000万円、当期純利益41億8,000万円を見込む。


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