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分譲業の売上・利益が大幅増で黒字転換/東急不動産11年3月期第1四半期決算

 東急不動産(株)は7月30日、2011年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~6月30日)の連結売上高は1,081億9,300万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は60億8,700万円(同182.8%増)、経常利益は44億1,100万円(同1,148.0%増)、当期純利益は22億6,100万円(前年同期:当期純損失10億1,400万円)の増収増益に。

 主力の分譲業が、マンション157戸(同:84戸)を計上するなど売上高186億円(前年同期比35.8%増)、営業利益11億円(前年同期:営業損失19億円)と大幅に回復。賃貸業も、売上高253億円(前年同期比▲0.6%)と健闘したが、営業利益は69億円(同▲18.7%)だった。また、管理受託業は、売上高175億円(同▲3.7%)も、外注費など費用削減効果で営業利益は12億円(同31.6%増)となった。

 なお通期では、連結売上高5,500億円、営業利益360億円、経常利益285億円、当期純利益115億円を見込む。


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