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兵庫県西宮市のマンションが、新築分譲マンション唯一の「省CO2先導事業」に/大京

「平成22年度第1回住宅・建築物省CO2先導事業」に、新築分譲マンションとして唯一採択された「兵庫県西宮市協同住宅プロジェクト」完成予想図

 (株)大京が計画を進めている分譲マンション「兵庫県西宮市協同住宅プロジェクト」(総戸数47戸)が、国土交通省の「平成22年度第1回住宅・建築物省CO2先導事業」に、新築分譲マンションとして唯一採択された。

 同省の「住宅・建築物省CO2先導事業」は、省CO2の実現に優れたリーディングプロジェクトを公募し、整備費の一部を補助、支援する事業。今回公募では、14件の事業が採択されたが、共同住宅3件のうち新築分譲マンションは、大京のみだった。

 同社のマンションは、地上6階地下1階建て。可動式日除けルーバーや緑のカーテンフック、ストッパー付きのパッシブウィンドーなどにより、温熱環境負荷に取り組んだ「パッシブデザイン」、共用部分のLED照明、タイマー・人感センサーなどによる共用部分の省エネを図る「エネルギーデザイン」、家庭用CO2排出量表示ウェブシステムによる居住者への意識付け「ライフデザイン」などを提案。西宮市の集合住宅として初めて、CASBEE評価S(最高ランク)を取得する予定。

 なお、販売時期等は未定。


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