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法人仲介の復調などで黒字化/東京建物不動産販売10年12月期第2四半期決算

 東京建物不動産販売(株)は7月30日、2010年12月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年1月1日~6月30日)の連結売上高は131億4,900万円(前年同期比29.2%増)、営業利益は17億8,000万円(前年同期:営業損失17億600万円)、経常利益は15億4,300万円(同:経常損失20億9,200万円)、当期純利益は10億8,100万円(同:当期純損失38億1,000万円)。

 主力の仲介事業で、法人仲介の大型案件成立など手数料収入が増加。営業収益17億3,800万円(前年同期比104.1%増)、営業利益3億8,900万円(前年同期比:営業損失3億5,800万円)と盛り返した。
 アセットソリューション事業も、販売用不動産の売却を強化した結果、営業収益48億7,300万円(前年同期比▲2.5%)、営業利益11億7,100万円(前年同期:営業損失16億4,500万円)を確保。賃貸事業も、東京建物アメニティサポートの子会社化による収益寄与、販売用不動産を固定資産化したことによる賃料収入増加で営業収益56億5,200万円(前年同期比275.4%増)、営業利益12億1,200万円(同326.0%増)となった。

 なお、通期では連結営業収益270億円、営業利益24億円、経常利益19億円、当期純利益12億円を見込んでいる。


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