エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は8月4日、2011年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~6月30日)の連結業績は、営業収益319億2,700万円(前年同期比▲2.0%)、営業利益69億8,100万円(同▲4.0%)、経常利益57億4,500万円(同▲0.9%)、四半期純利益27億6,100万円(▲16.7%)。
不動産賃貸事業は、当期に取得した物件や大手町一丁目地区第一種市街地再開発事業などの10年3月期に竣工した新規物件の賃料収入等があったものの、既存物件の賃料収入の減少などの影響で、営業収益230億1600万円(同▲6.6%)、営業利益74億1,200万円(同▲10.8%)と、減収減益となった。
分譲事業は、マンション分譲事業で過年度竣工物件について68戸の引き渡しを行なったほか、土地の売却、特定目的会社による開発型証券化スキームを活用したマンションの1棟売却等で営業収益71億4,200万円(同19.7%増)、営業利益9億8,300万円(前年同期は営業損失2,200万円)の増収増益となった。
なお、通期の連結業績予想は、営業収益1,410億円、営業利益240億、経常利益180億円、当期純利益90億円を見込む。