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中期経営計画は順調に推移/積水化学工業

「昨年はどのジャンルも先が読めない環境であったが、今は全体として回復基調だと思っている。中心はアジア、特に中国へ移ってきており、こうした市場を取り込んでいきたい」などと語った根岸社長

 積水化学工業(株)は4日、ホテルオークラ(東京都港区)で、記者懇談会を開催。同社が2009年4月から進めている中期経営計画「GS21 SHINKA!」の進捗状況などを報告した。

 懇談会には同社取締役12名が出席。挨拶に立った同社代表取締役社長の根岸修史氏は「中期経営計画もスタートして2年目となる。計画は順調に推移しており、IT分野の好調などから、11年3月期第2四半期予想を上方修正した。第2クオーター以降は円高などの懸念事項があるものの、じっくりと計画を進めていきたい」などと挨拶した。

 また、同社取締役専務執行役員住宅カンパニープレジデント・高下貞二氏は「今期はリフォームなどが堅調に推移し、増収増益を達成できた。住宅カンパニーでは、重要施策として、受注獲得施策、住環境事業の成長戦略、タイなどのアジアへの事業進出を掲げている。さらに、ポスト・ソーラー住宅ともいえる商品の準備も進めているところであり、今期はリーマンショック以前の受注数を実現し、売上高を戻していきたい」などと語った。


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