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首都圏中古マンション成約件数、3ヵ月連続の減少/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける7月の市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は2,459件(前年同月比▲4.4%)と、下落率は縮小したものの、3ヵ月連続で前年同月を下回った。都県別でも、東京都が1,103件(同▲6.9%)、埼玉県311件(同▲2.5%)、千葉県343件(同▲5.5%)、神奈川県702件(同▲0.4%)と、すべての都県で減少している。

 成約単価は1平方メートル当たり39万4,700円(同5.0%増)。前月比では2.5%増と3ヵ月ぶりの上昇となった。都県別では、東京都52万9,400円(同7.2%増)、埼玉県25万1,700円(同13.1%増)、千葉県23万1,600円(同▲0.4%)、神奈川県35万1,200円(同1.6%増)。

 また、平均価格は2,568万円(同3.0%増)、平均専有面積は65.07平方メートル(同▲1.9%)。登録件数は、1万1,655件(同9.3%増)と、4ヵ月連続で前年同月を上回った。

 なお、中古戸建ての成約件数は875件(同▲0.8%)と2ヵ月連続の減少、成約平均価格は3,045万円(同▲0.1%)だった。


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