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管理物件増加し、仲介・賃貸管理事業は増収増益/スターツ11年3月期第1四半期決算

 スターツコーポレーション(株)は10日、2011年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~6月30日)の連結業績は、売上高235億2,900万円(前年同期比▲6.5%)、営業利益15億4,200万円(同47.5%増)、経常利益12億7,500万円(同68.8%増)、当期純利益3億4,700万円(同33.7%増)。

 建設事業は、売上高58億3,400万円(前年同期比▲23.8%)、営業利益2億5,400万円(同▲49.4%)、受注残高は515億4,600万円となり、通期完工予定高385億円を見込んでいる。また、普及に力を注いでいる「免震構造の建物」の施工は累計170棟となった。

 仲介・賃貸管理事業は、管理物件数が増加し、売上高は134億9,800万円(同5.5%増)、営業利益12億7,400万円(同37.3%増)と増収増益となった。当期末の不動産管理物件数は、住宅33万7,640戸(前期末比1万7,130戸増)、駐車場11万2,766台(同2,035台増)、ビル・施設管理数も924件となり、賃貸斡旋手数料、管理手数料および付帯するメンテナンス工事売上、社宅管理業務代行手数料などが安定収益基盤となっている。

 分譲不動産事業は、売上高4億5,100万円(同▲66.6%)、営業損失9,700万円(前年同期:営業損失3億6,200万円)。

 その他事業では、金融商品の販売・コンサルティング収入、「ピタットハウス」ネットワーク店舗の経営指導に伴う収入などが順調に推移、売上高37億4,300万円(同11.1%増)、営業利益1億9,200万円(同160.4%増)となった。

 なお、通期の連結業績は、売上高1,150億円、営業利益84億円、経常利益71億円、純利益20億円を見込んでいる。


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