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たな卸資産の早期売却に注力/大和システム11年3月期第1四半期決算

 大和システム(株)は11日、2011年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~6月30日)の連結売上高は68億7,100万円(前年同期比5.0%増)、営業損失は8億9,900万円(前年同期:営業損失10億5,100万円)、経常損失は15億2,700万円(同:経常損失13億4,700万円)、四半期純損失は17億3,400万円(同:四半期純損失16億1,000万円)となった。

 建築事業では、事業提案による建築請負の営業に注力したが、テナントの出店意欲減退などにより受注不振となり、売上高6億5,000万円(前年同期比▲67.2%)、営業損失1億1,900万円(前年同期:営業損失2,900万円)となった。
 不動産事業では、事業再生に伴い棚卸資産の早期売却を進めた結果、たな卸し資産評価損6億3,500万円を計上。売上高47億9,600万円(前年同期比57.7%増)、営業損失5億6,100万円(前年同期:営業損失8億5,000万円)となった。

 なお、通期業績予想については、現在「事業再生ADR手続」による事業再生計画を推進しているため公表していない。


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