トーセイ(株)は12日、東京都中央区月島に分譲マンション用地を取得したと発表した。
月島エリアは、東京メトロ有楽町線、都営地下鉄大江戸線の2路線が利用可能で、オフィス街の大手町・丸の内地区や、商業で賑わう銀座周辺とも15分圏内の利便性の高い地域。
また、近年、近隣の豊洲エリアと合わせて再開発が進んでいることから、若い家族層を中心に人口の流入が続いている。
今回の用地取得は、周辺環境の特徴を引き出すことを狙いとして、主にファミリー層やディンクス層をターゲットとした店舗併設型の分譲マンション開発を視野に入れたもの。
同物件の取得が売主であるプロパスト(株)の民事再生計画に準拠していることから、再生計画の趣旨により同社からデザイン監修や販売協力等を受ける予定。
なお、総戸数は100戸超を計画、売上規模は、現在の試算で約60億円程度を見込んでいる。
また、トーセイでは、このほかに、東京都三鷹市に取得した土地においても分譲マンションの企画・開発を進めており、月島の開発事業と合わせて、売上規模で約100億円程度の分譲マンション事業を推進していく。