東京都は23日、東京の土地に関する価格の推移や利用状況、土地にかかわる各種の最新情報を掲載した「東京の土地2009(土地関係資料集)」をまとめ、公表した。同資料集の発行は、1975年以来毎年続けられており、今回で36回目になる。
09年の特徴として地価動向は、東京都全体で住宅地、商業地ともに前年より下落。区部の土地取引は、件数、面積ともに前年より減少、特に法人の土地取引が大きく減少した。
区部の事務所床面積は8,959万平方メートルで、前年より70万平方メートル増加。区部の事務所着工面積は287万平方メートルで、92年以来の大幅な着工増となった。
区部の建築物の平均築後年数は23年となっている。
同資料集は24日(火)から、都民情報ルーム刊行物販売コーナーで販売を開始している。頒布価格は1部570円。