不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

総区画数106の「フォレストガーデン京王堀之内」第1期分譲開始/住友林業

 住友林業(株)は26日、総区画数106区画の大規模分譲プロジェクト「フォレストガーデン京王堀之内」(東京都八王子市)の第1期戸建分譲5戸の販売を開始した。

 同プロジェクトの総開発面積は約1万8,875平方メートルで、京王相模原線「京王堀之内」駅徒歩11分に立地。戸建分譲91区画、建築条件付土地分譲15区画からなる。100区画を超えるプロジェクトは、同社単独事業では初めて。全区画のまち並みの完成は2013年春ごろを予定している。
 
 戸建分譲街区のまちづくりのターゲットは、30~40歳代の子育て世代。“つながりを育み楽しむまち”をコンセプトに、「大地とのつながり」、「地域とのつながり」、「家族とのつながり」、「街とのつながり」の4つをテーマに設定し、企画・設計を行なっている。
 
 構造は、各住戸とも木造軸組み工法を採用、柱と土台に地域産材の「多摩産材」ヒノキを使い、地域に密着し愛着を深められるようにした。また、リビングの天井部に、構造材の梁を“あらわし梁”として露出させ木質感のある室内空間としている。

 プランは、4LDKを基本に、収納スペースやマルチルーム、可変性のある子供部屋などを含め3LDK~5LDKまで用意。リビング・ダイニングルームには飾り棚を設置して家族間のコミュニケーションのきっかけづくりとなるコーナーを提案している。また、キッチンは対面カウンターを中心に、ペニンシュラタイプ、独立タイプなど物件ごとに用意、家事動線にも配慮した。設備面として、全棟に床暖房を装備し、セキュリティシステムを採用している。

 まち並みづくりでは、各区画の外構に自然石やレンガなど自然素材を活用したほか、シンボルツリーを植栽するなど街全体に統一感を持たせた。緑量の多い外構設計で、外気温の低減に貢献できるとしている。

 第1期分譲5戸の販売価格は4,800万~6,250万円。土地面積は170.01~195.60平方メートル。1戸は8月下旬に、4戸は10月下旬に完成、入居開始は11月下旬の予定。


最新刊のお知らせ

2025年7月号

定住・関係人口増加で空き家も活用? ご購読はこちら