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「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」の環境アセスメント手続きに着手/東急電鉄、JR東日本

 東京急行電鉄(株)と東日本旅客鉄道(株)は26日、横浜市環境影響評価条例にもとづき、「(仮称)横浜駅西口駅ビル計画」の「環境影響評価(環境アセスメント)方法書」を横浜市に提出した。

 同計画は、現在の駅ビルの「横浜シァル」と「横浜エクセルホテル東急」を共同で建て替えるもの。横浜駅周辺のまちづくり指針として策定された「エキサイトよこはま22」の趣旨に沿い、建替え後は、横浜駅周辺地区の活性化に寄与する商業・オフィス施設などにすることを検討している。

 環境影響評価を行なうにあたり取りまとめた現時点の計画では、地上33階地下4階の駅前棟(オフィス・商業施設)、地上8階の線路上空棟(商業施設など)、地上9階地下1階の鶴屋町地区の建物(駐車場および駐輪場)3棟からなり、事業実施区域の面積は約1万9,700平方メートル。2011年度に着工し、工期は約8年を予定している。
 
 「環境影響評価方法書」には、事業内容、環境影響評価の項目、調査・予測の手法および環境配慮項目の方針など記載されており、10年9月3日から45日間、縦覧される。


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