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平成22年度第2回「長期優良住宅先導事業」の提案を公募/国交省

 国土交通省は27日、平成22年度第2回目となる「長期優良住宅先導事業」の提案の募集を開始した。

 同事業は、「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」というストック社会のあり方について、具体的内容を広く国民に提示し、技術の進展に資するとともに普及啓発を図ることが目的。

 今回の募集では、住宅の長寿命化に向けたモデル事業の提案を公募。優れた提案に対し予算の範囲内で、事業の実施に要する費用の一部を補助する。

 募集する提案事業部門は、(1)住宅の新築、(2)既存住宅等の改修、(3)維持管理・流通等システムの整備、(4)技術の検証、(5)情報提供および普及。なお、(1)は「木造等循環型社会形成部門」「維持管理流通強化部門」「まちなみ・住環境部門」が設定されている。応募期間は8月27日(金)~9月30日(木)(消印有効)。

 (独)建築研究所が、学識経験者からなる長期優良住宅先導事業評価委員会による評価をもとに、評価結果を国土交通省に報告し、同省がモデル事業の採択を決定する。12月月初旬頃に採択される予定。

 応募書類の入手など詳細は、(独)建築研究所・長期優良住宅先導事業評価室のホームページ(http://www.kenken.go.jp /chouki)まで。


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