日本ファイナンシャル・プランニング学会(日本FP学会)は4日、第5回「日本FP学会賞」を発表し、立命館大学朱雀キャンパス(京都市中京区)で受賞者を表彰した。同賞は、パーソナルファイナンスに関する分野で独創的で優れた研究を表彰し、若手研究者・実務家への援助を通じて同研究の振興を図ることを目的に2005年に設置されたもの。
各受賞者および論文名は次のとおり。
■最優秀論文賞
石島 博氏(中央大学大学院国際会計研究科)・谷山 智彦氏((株)野村総合研究所)、「個別性と歪みを考慮した住宅価格分析とパーソナルファイナンスへの応用」(共著)
■優秀論文賞
山崎 俊輔氏(企業年金連合会)、「個人の老後資産形成を実現可能とするための、退職給付制度の視点からの検討と提言」
■日本FP学会奨励賞
山下 貴子氏(流通科学大学商学部)、「リーマン・ショック後の金融資産選択行動」
なお、日本FP協会奨励賞は該当者なしとなった。