不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

投資用不動産価格が上昇傾向に/ファーストロジック調査

 不動産ポータルサイトを運営する(株)ファーストロジックはこのほど、2010年8月期の投資用・居住用不動産の市場動向を発表した。同社ウェブサイト「楽待」に新規登録された全国の投資用不動産および東京都内の居住用不動産を対象に分析したもの。

 表面利回りは、投資用1棟物件では、鉄筋コンクリート造マンション9.06%(前月比▲0.07ポイント)、鉄骨鉄筋コンクリート造マンション9.38%(同▲0.81ポイント)、鉄骨造アパート10.17%(同0.04ポイント上昇)、木造アパート10.68%(同0.07ポイント上昇)、投資用区分所有マンションは9.99%(同▲0.14ポイント)。投資用1棟マンションと区分所有マンションの表面利回りが低下し、家賃収入に対して物件価格が上昇傾向にあることがわかった。

 一方、東京都内の居住用物件の1平方メートル当たりの単価は、マンションが60万5,000円(同2万3,900円上昇)、一戸建が56万9,200円(同▲3万5,700円)となった。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら